解けるかな?(小1編)
それでは恒例の…問題です!
少し長いため、パソコン等から閲覧いただければ読みやすいと思われます。
①8+6=
②80+60=
③12-8=
④120-80=
⑤ルディは メアリーと いっしょに へやで 120ページもある ほんを
よんでいました。
すると、メアリーが「ルディ、そろそろ かいものに いかなくちゃ。
ママに たのまれていたでしょ」 と ルディに いいました。
ルディが とけいを みると、4じ ちょうどです。
「あ、そうだった! ママが しごとで いそがしいから、
ばんごはんに つかう えびを 7ひきと
たまごを 4こ かってきて、って いってたね。
もう 30ぷんも ほんを よんでいたんだなあ。
きょうは えびふらいを つくるみたいだね。たのしみ~!」 と ルディが いいました。
さて、ふたりは なんじなんぷんから ほんを よみはじめましたか?
玉井式1年生の皆さんは、現在このような単元を学習しています。
「200までの数を取り扱う計算」、「時間の感覚をつかむ問題」、
そして何より「文章を読み、必要な情報を正しく活用する問題」が中心です。
「難しい…」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
学校の進度とは別方向で進むのが「玉井式」ですが、だからこそ身につく力がそこにあります。
大切なのは、「正解できること」以上に「どうやって考えたか、が(子どもたちなりに)
説明できること」。
大人のようにすらすらと言えなくてOK。間違っていてもOK。自分の考えを表現できることが、
低学年の皆さんにとって実に大切なことです。
「玉井式国語的算数教室」では、算数を通してそんな表現力を思考力を
徐々に身につけてもらいます。
週1回、1時間、一緒にじっくり頑張りましょう。
【答え】
①8+6=14 8と2で10になるから、後ろの6を2と4にわけます。
8+2+4=14
②80+60=140 80は10が8こ集まったもの、60は10が6こ集まったもの。
そこから①のように8+6の計算をしますが、最後の答えは「10が14こ集まったもの」
だから140になります。
140を急に出すのが難しい場合は、「10が10こで100、10が4こで40…」と
同様に分けて考えます。
③12-8=4 まずは「10」を作るため、8を「2と6」に分ける。
12-2=10 10-6=4
小学校の教科書では別の方法が掲載されていますが、
玉井式では「方法は複数ある」ことを伝えるために
この方法を使った計算を行います。
④120-80=40 120は、10が12こ 80は、10が8こ だから、
③と同じく12-8の考え方が使えます。最後に「10が4こ」のことを表すから、
答えは40となります。「後ろに0をつければいい!」といった安直な指導ではなく、
「なぜ40という答えが導き出せるのか?」を意識した指導を行っています。
⑤4時の30分前だから、3時30分
こちらはテキストでは「時計に針を書こう」といった形で演習しています。
筆算を使った時間計算は後の学年で習いますが、まずは「時間が進む・戻るとは
どういうことか」をもとに
時計のイメージを身に着けてもらいます。
長い針が1のところに来ても「1分」とは読まない理由など、時計に関する様々な理由・意味を
理解しながら学習してもらうので、急に計算練習をすることはございません。
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