数学の厳密さとはどんなもの?(小→中編)

こんにちは。藍住校からです。

さて、数学って学年が大きくなれば厳密性を向上させていく

学問なんだなて思う計算があるのですが、

その例を書いておきましょう。今回は小学校から中学校でのこと。

まず、小学校から中学校では円周率でしょう。

小学校では円周率を3.14で計算しますが、

中学1年生の3学期ごろから円周率はπ(パイ)というものに変わります。

πの中身は3.1415926…と無限に続く小数になります。

無限に続く小数だから、そのままじゃ計算できないので、

小学校では円周率をおよそ3.14として計算し、

中学校ではπに置き換えて計算しています。

3.14より、3.1415926…の方が厳密性は向上しますよね。

余談ですが、プログラミングなどでは、計算させるために3.14だったり、

小数点以下数桁までを使って計算しています。

コンピュータも桁数が多いと計算に時間がかかるのは人間と同じです。

今はコンピュータの計算速度も向上してますから極端な差は出ないと思いますけれども。

 

次回は中学生から高校生での厳密性の向上のお話をしたいと思います。

それではまた。

 

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