数式から言葉へ
今日は数式にまつわる話を一つ。早速問題です。
夏子さんは1000円を持ってスーパーに行きました。150円のお菓子を買いました。手元にはいくら残りますか?
<Aさんの解答>
式)1000-150=850 答)850円
当然正解ですよね。素晴らしいです。では次はどうでしょう?
<Bさんの解答>
式)500-150=350 500+350=850 答)850円
答えは合っているけど・・・って感じですね。ところがBさんの考え方はとてもユニークなものなんですよ。Bさんは夏子さんが持っている1000円を500玉2枚と考えて式を立てています。(言われてみると1000円”札”とは書いてない!)これなら納得です。
中学生以降は特に自習の際、解答を参考に学ぶことも多いでしょう。その際にこの人はどういうことを思ってこういう式になっているのだろうと思いを巡らせるようになるとより深く学習できるようになります。
数式は言葉です。その人の声を是非聴いてあげてください。